バイト先のおっさんが人外である事が判明した話



小学生の頃、クラスに1人変わり者がいました。中学も高校もクラスに1人変わり者がいました。専門学校では3人くらいいたかもしれませんが。また、高校2年生から専門学校1年生まで続けた百円均一のバイトでも変わり者の店員が1人いました。客には300人くらいいたかもしれませんが。

小学生の頃の同級生には■■■で■■すれば良いものをわざわざ高台に昇って■■したH君がいますし、高校生の頃の同級生には女子の■■■■の中を■■しようとして■■されたY君がいます。(自主規制)



人間がある程度集まる場所に行くと、良くも悪くも必ず1人は変わり者がいますよね。
俺は1年前から新聞配達のバイトをしているのですが、そこにも変わり者がいます。しかも良くも悪くもの悪くもの方です。



ここでは、この悪くもの方の変わり者を藤田とします。もちろん仮名です。
藤田は褒めるべきところが1つも見つからないような男で、まるで奇跡体験アンビリーバボーなどで放送される死刑囚の幼少期の再現ドラマを見ているような感覚になります。それが小さな子供を見た時の感想ならまだ良かったのですが、残念ながら藤田は約40歳です。


藤田は店の中をわざと散らかしたり、客の新聞を盗んだり、適当な理由を付けて周りの人間に因縁を付けたり、とにかく気に入らない事があるとすぐに周りに迷惑をかける事で自分の意思を伝えようとするクソガキっぷりなのです。


俺を含め新聞配達員は皆、怒るフェーズを通り越して「こんなに未熟な人間がいるのか」と呆れるフェーズに入っていました。しかし、後に藤田は人間として間違った事をしていなかったという事が判明するのです。




ある日、バイトとは関係無い時間にバイト先の近くを運転する事がありました。
いつも見慣れている光景なので、滅多な事が無い限りはほとんど何も考えずに運転しています。まあ、滅多な事が起きたからこうやって記事を書いている訳ですが。


その日もいつも通りボケーっと何も考えずに運転していると、見覚えのある人物が歩いているのを見つけました。そうです。藤田です。しかも、何故かバイク用ヘルメットを被って車道を右側通行で歩いているのです。







え……? もしかして藤田って……

自分をアメリカのバイクだと勘違いしてるの?








先程、俺は「こんなに未熟な人間がいるのか」という表現をしました。しかし、これは間違いです。何故なら、藤田は人間ではなくアメリカのバイクだからです。


人間が配達店の中で暴れていたら、それは犯罪です。しかし、アメリカのバイクが配達店の中で暴れていたら、それは故障です。


藤田は客の新聞を盗んだ事がバレた時にドヤ顔で「じゃあ警察呼べよ」と言っていました。これはきっと自分はアメリカのバイクだから罪には問われないと考えての発言だったのでしょう。そうでないと女子から「ちょっと男子!ちゃんとやってよ!」と注意を受けた時に謎の強がりで「じゃあ先生に言えよ」と反論になっていない反論をするアホな男子小学生と一緒ですからね。





皆さんの周りにも褒めるべきところが1つも見つからないような変わり者がいて、その変わり者に迷惑をかけられる事があるかもしれません。そんな時はその変わり者を観察すると良いでしょう。

その変わり者が人間であるとは限らないのですから。