率直に言いましょう。俺はもう長くは生きられません。(地元旅行編)



率直に言いましょう。
俺はもう長くは生きられません。



7月22日から始まった『GoToキャンペーン』、俺はこれを利用して定期的に旅行をしていました。箱根、秩父、江の島、色々な所に行きました。
そして昨日、10月4日。何となく「あえて地元に泊まってみよう」と思い、家から車で20分程度の場所にあるホテルに泊まる事にしました。


あえて地元を観光し、あえて地元のホテルに泊まる。これが意外と楽しく、ある程度観光をし終えた夕方の時点で「夜になったらもう1度ホテルの外に出て遊びに行こう」と考えていました。しかし、ついうっかり寝落ちしてしまい、気付くと深夜1時になっていました。


本来であればもう少し人の多い時間に観光をしたかったのですが、人々が寝静まった深夜0時の観光も悪くないかと思い、俺は外出の準備をしていました。
財布と携帯を持って、車に轢かれないようによく目立つ蛍光色の上着を用意して、オートロックドアのカギを財布に入れて、最後にトイレに行きました。すると何かが、何かがおかしい事に気付いたのです。










……無い。

……肛門が無い。





なんという事でしょう。俺の肛門が無くなっているのです。完全にパニックになりながらも、恐る恐る財布の中を確認しました。すると、そこにはオートロックの鍵が入っていました。

やってしまいました。寝ている間に俺の肛門が鍵を持たずにオートロックのドアから出て行ってしまったのです。


しかも、蛍光色の上着も部屋に置きっぱなしです。俺の肛門が綺麗なピンク色ならまだ良かったのですが、残念ながら俺の肛門は漫画版のウォーズマンみたいな色をしています。なので夜道を歩いていても車やバイクから気付かれず、轢かれてしまう危険性が非常に高いのです。


きっと普段の旅行とは違い土地勘のある地元に泊まった事で、肛門が自分を過信してしまい、1人で観光をしに行ってしまったのでしょう。




現在、10月5日の21時。まだ俺の肛門は帰って来ていません。きっと車に轢かれたり、野良猫に襲われたり、何か良くない事が起きているに違いありません。

皆さんも地元のホテルに泊まる時は、自分の肛門に「勝手に出かけてはいけない」と釘を刺しておくと良いでしょう。いや、釘を挿入(さ)しておくと良いでしょう。
どうか、俺の死を無駄にしないで……